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過日、東京に住む宏美という名の男の友人から電話があって、幸運にも作家・五木寛之さんの論楽会のチケットが手に入り、聴きに行って来たのだと、大興奮しながら息せき切って知らせて来たのだった。
まもなくして論楽会のパンフレットのコピーと、会場で配られたという、著書謹呈のしおりのついた新刊本「元気」が彼から送られてきた。それによれば人はみな元気に生まれ、元気の海へ還るのだという。 論楽会は「日刊ゲンダイ」の創刊から足掛け30年間、五木寛之さんが連載してきた「流され行く日々」が7000回を迎える(た)記念の会で5/7、新橋「ヤクルトホール」で行われ、第一部は五木さんんお講演。第二部はトーク&ライブで、フランス、ポルトガル、ロシア、スペイン、英語など原語で歌を聴く企画で、米良美一、ソンコマージュ、三上寛、月田秀子、山崎ハコ等々が唄ったという。 僕の店「ジョニー」は五木さんの初期の作品「海をみていたジョニー」から拝借したものだが、かつてシンガーの三上寛さんが、それを五木さんに話してくれて、五木さんがそのことを週刊誌に書いてから交際が始まり、TBSラジオ「五木寛之の夜」FM東京「海をみていたジョニー」日刊ゲンダイ「流されて行く日々」テレビ朝日@プレステージ」等々に登場させて頂いた。その「ジョニー」も足掛け30年になった。 今、五木さんは百寺巡礼の旅に出かけているという。五木さんの本が読まれているのは迷える日本人の「杖」であるかららしい。僕も10年余、様々な仏神の経典に曲らしきものをつけて唄う自身の歌行の途上にある。 情報誌「リビュー」 2004 夏号より 戻る |
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