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今年は戌年、そういえば昔、自分の子供が生まれた時、産婦人科の先生がその生まれたばかりの赤児のひたいに墨で「犬」という字を書いたっけ、ということを思い出した。その意味はよくは知らないけれど、ケンコウに育った。
そのことで言えば僕もいたって健康。何しろ名前が「ケン」だからと言うには顕(あきら)かな違いはあるが「ケン」には違いない。犬年生まれではなく「亥」い年に生まれ、いい歳になった。ということである。 昨年('05)は我が家に犬がやってきた。あいさつはコンニチワワーでした。一緒に暮らしてる小春さんの娘さんが「おばあちゃんが亡くなって母は淋しがっているだろう」と思ってか?ボーナスで犬を買い母にプレゼントしたのである。 犬はかわいいが、育てるのは大変(毎日の世話)で犬ケンガクガクの毎日が続いたが、今はどこへ行くんでも一緒。小春さんが肩に掛けたカンガルーの子袋みたいなバッグに入れて抱きかかえて連れ歩く。道行く人はすれ違いながら、ワー、カワイイと言って通りすぎる。 店に連れて行くと事務机の上で店が終わるまでの長時間、じっとガマンの寝たふり状態。それでも犬好きのお客さんの声がするとシッポが動き出す。「ごう君いる?」という声でも掛かるものなら、もうそわそわ、たまらずワン!の遠りょがちの一声。 移動中の車の中では退屈すると音楽かけてくれとせがみ。音楽が流れればのたばってリラックス。とにかく音楽好きでたまらないから店でもじっとしてられるのだろう。 CDから、あるいは生演奏の尺八が鳴り出せば、もう首を伸ばして必ず大きなあくびを2回してからおもむろに、ウォー、ウォー、ウワワーン、クーンと音にリズムに合わせて唄い出す。調子が良ければ、アンコールのようにワンコールまで要求、唄い終われば大満足のグッタリ状態。こりゃまいったワン。 もりおかの生活情報紙 ゆうゆう 2006年1月31日号 戻る |
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