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ラジオ!で最初に思い出すのは、78年に自分がはじめて手掛けた、ジャズベーシスト、中山英二のLPレコードを世に出した時の事。
一曲の演奏時間に満たない5分間ではあったけれど、IBCラジオから流れてきたのを聴いたカンゲキ!は、いまだに忘れられない。 FM岩手が開局するという話を聞いた85年の3月、岩手日報が組んだFMの特集に自分にも一言のおはちが回ってきて{期待するものされるものの関係は、どんな事でも想像を超えて広く大きく深いもの、エフエム岩手は、岩手ならではの独自のポリシーを持って、県民による県民のための未来への伝波(伝播)とならんことを切に願う}というような事を書いた記憶が甦る。 心、いまリズミック。をキャッチフレーズに85年10月1日、エフエム岩手が本放送を開始したのだが、それに先立つ試験放送で一週間に渡って流れたのは、何と自分達が、陸前高田市の酔仙酒造の中庭を借り開催した{日本ジャズ祭in陸前高田}の全記録。21グループが出演し12時間にも及んだ夏の日の音楽ドキュメントだった。 さて、本放送が始まらんとする頃、FM局から、自社制作の看板番組「オール、ザット、ジャズ」のDJ(パーソナリティ)を引き受けて呉れないかとの誘いを受けた。それは週一回一時間程の番組で3人のジャズ喫茶店主が週変わりで担当するという内容だった。これまでにパーソナリティが何人か入れ替わったが番組は今日まで20年続き自分も続けてきた不思議。 自分は、店でも電波でも日本人が演奏した音楽(ジャズ?)だけをかけてきて、スタジオにはたくさんのゲストを招いてきたと自負していたが、盛岡に店を出してからのこの5年間少しずつ何かが変わってきた。より自然な心の動きに合わせて、歩きだしはじめているだけなのだが、音楽を奏でる側、聞く側、伝える側、それらの三者がお互いに尊敬し理解し合えば、音楽はより楽しく美しく聴こえるという事なのだ。 照井 顕 もりおかの生活情報全方位マガジン ゆうゆう 2005年10月11日号 戻る |
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