盛岡のCafeJazz 開運橋のジョニー 照井顕(てるい けん)

Cafe Jazz 開運橋のジョニー
〒020-0026
盛岡市開運橋通5-9-4F
(開運橋際・MKビル)
TEL/FAX:019-656-8220
OPEN:(火・水)11:00~23:00

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幸遊記NO.440 「全国・東北・岩手版」2019.6.24.盛岡タイムス
 今年2019年12月に90歳を迎えるニューヨーク在住のジャズピアニスト・穐吉敏子さんの記念資料館宣言を本紙・盛岡タイムス(幸遊記№433)に書いた。すると毎日新聞の記者・藤井朋子さんが取材に来て「盛岡のジャズ喫茶店主・秋吉さん思い“資料館”」という記事を6月18日付同紙岩手版に書いてくれた。何というありがたさであろうか!しかも記事写真2枚。内1枚は、新聞・雑誌・専門誌の記事とコンサートのフライヤー。その他諸々のインデックスなどのファイル10冊の表紙に、今年4月穐吉さん来盛時、サインして頂いた資料写真。ここまでは普通?だが2枚目の写真「秋吉さんが表紙を飾る雑誌」として昔の「アサヒグラフ」(ライバル紙・朝日新聞発行)を堂々と載せていたことに僕は驚いた。撮った記者が記者なら、それを載せる編集長も編集長!と、僕は自分の記事のことよりも、そのことに感動を禁じ得ずにいたら、女房に尻を叩かれ販売店に行き残部・全部あらいざらい買って来た。あはは!
 昔は特別な事でないかぎり、新聞記事そのものに書いた記者の名前などは載せなかったが、いくら大新聞の記事とはいえ、取材し書くのは個人個人である。何故新聞社は書いた人の名を載せなかったのか?、それはともあれ、今ではあたりまえになった著名入り記事。その先陣をきったのは、何を隠そう毎日新聞だった。「毎日は最も開かれた新聞ですよ。本社に直談判しに行った方を1ページ目の“人欄”でとりあげたこともあるほどだから。照井さんだってやってることはその人に劣らない!東京へ行くことがあったら、ぜひ本社を訪ね、人欄担当の編集委員に会いなさい。きっと道が開けるから」そう言ったのは同紙釜石通信局にいた鬼山親芳氏だった。ブタもおだてりゃ木に登るたとえ話のように僕もレコード制作で上京の折、名刺も持たずに直談判に行って、出て来てくれた編集委員にすこぶるおこられ帰ってから自己PR宣材を送ったがなしのつぶて。1年後の上京時に意を決し電話したら「又あんたかい!まあ来てみなさい」で行ったら写真を撮られ、言いたい事をしゃべりなさい!とで、1983年9月3日付毎日新聞の「ひと」欄に「日本のジャズを育てる照井顕」で載った。これは僕が36才にしてやっと自分で勝ち取った?唯一の金メダル?それをけしかけた鬼山氏は2001年同紙連載の21世紀東北の100人に僕を入れてくれたのでした。



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