先日、TVの情報ステーションで、生きながらにして「伝説のジャズピアニスト」と「穐吉敏子」さんが紹介され、74歳にしてはじめてというTV生演奏が映し出された。
その数日前、「開運橋のジョニー」が30人程度のファンを前にしてライブを開いていったばかりである。
かつて彼女は「ジョニーでピアノを弾けば、世界のどこでどんなピアノを弾こうが怖いことはない」と言った。
その言葉には実は様々なことが内包されていて、この場では書ききれない。
30年前、穐吉さんの最初のビックバンド作品「孤軍」に衝撃的に出会って、自分自身の生き方を返させられ彼女の代表作「ロングイエローカード」は、そのまま、僕の「日本ジャズ専門店とした決意と、その生き方のテーマ」として僕は今日まで、その姿勢を変えることなく30年近く生き、生かされてきたふ不思議。
前人未踏の30年間オリジナル演奏を続けてきた穐吉敏子ジャズオーケストラが解散した。
その最後のツアーを、一介のファンであり続けてきた僕に任せてくれた彼女のファン(不安)を思った時、涙が流れた。
「ハゼ釣りに始まってハゼ釣りに終わる」今彼女はジャズピアニストとしての原点に立ち帰った。
その老いの未来演奏が楽しみである。